久しぶりの海水浴
この前の日曜日に海水浴に行った。
震災以降行ってなかったので10年ぶりくらいの海水浴かな?
海水浴なんて、30超えたいい歳した大人だけで行けるもんじゃないから、自分に子供が出来てようやく行ける口実ができた。
小さい頃は海の近くで育ったこともあって海にはしょっちゅう行ってたな。
なんか少年時代にいっぱい遊んだから海にはもう飽きてたように感じてた。
でもまぁ子供にとっては良い刺激になると思って連れていったわけさ。
そしたら、まぁ、やっぱり海はいいねってなった。
海の近くは気圧の関係で心地よい風が吹く。風には潮の匂いが含まれていて、鼻に届くと昔の記憶を呼び起こす。
灼けた砂浜。
照りつける太陽。
空に浮かぶ海鳥のカーブ。
色とりどりのパラソル。
海の家で揚げている美味しそうなホットドッグの匂い。
はやる気持ちを抑えきれず砂浜から駆け出したこと。
足音は熱くて乾いた砂から冷たくて濡れた砂のピチャピチャした音に変わる。
興奮して叫びながら兄弟や友達と一緒に波打ち際に飛び込んだこと。
何もかも思い出した。
震災があってから海とは距離をとっていたのかもしれない。でもやっぱり海はいい。海は最高だ。波音と潮の匂いがあればそれだけでいい。無心になれるもの。ストレスが抜けていくのを感じる。
これは大きな収穫だ。今度から海水浴じゃなくても思いつきでふらっと来てみよう。心が癒されるはずだ。